液体ヘリウムのニーズはMRIが一番多いらしいです。
出典:日本産業・ガス医療協会 |
今日高校の友達(知り合い?)と話をする機会があった。LNGガスは-160℃程度に冷却してタンカーで海外から輸入しているんだけど、このLNGガスのごく一部の割合にヘリウムが含まれているという。
ヘリウムの作られ方(日本産業・ガス医療協会)
LNGガスの超低温を利用して液体ヘリウムは作られ、ガスボンベの中に高圧封入されて専用のトラックで運ばれる。
出典:Wikipedia |
ヘリウムの需要は、MRIの外部磁場発生コイルの冷却に使われることがほとんどらしいが、アメリカでシェールガスが採掘され、日本に供給されるようになれば、天然ガスをLNGにして運搬する必要は無くなるため、ヘリウムの供給量も減っていくのだそうだ。
実際に本当に足りなくなりそうになって、慌ててガスを運んでいる写真がGoogleで検索すると出てきます。そんな風にしているのか〜と思ったw
「ヘリウムの単価って高騰しているんだぜ〜」ってガス会社の知り合いが言っていた。大変らしい。全然知らなかったんだけど。
ヘリウム危機 越え行く技術(2014/3/22 日経新聞)
実際に日本ではヘリウムを再度冷却し再利用出来る(=つまり原理的にはヘリウムが減らない)NMR装置が開発されたらしいが、わりと小型なので、医療用に開発されるにはもう少しかかりそうだなあ。。
世界初、ヘリウム補充が不要なNMR装置を実用化へ(JOEL RESONANCE)
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